ご購入時のチェックポイント

物件について @印象・雰囲気 物件を見学に行った時の第一印象はとても大事です。また朝昼夜と雰囲気も変わってきますので、印象が良い物件は出来る限り多く見にいった方が良いでしょう。
A日当り 日当りは冬季に物件を見るのが一番なのですが(日照時間が短い時期で日当りが良い物件は一年中良い)隣地の建物との距離もみながら考えていきます。(新築でまだ建物が建っていない場合)中古住宅の場合は実際に建物の内部からも確認実感出来ます。ここでのポイントは当然南道路は日当りが良いので(ただし道路反対側にマンションが建っていた場合は別ですが)南以外に向いていた場合、午前中(朝日)に日当りが良いのを希望するのか午後(夕方)に希望するのかが大事です。最近は西向きの住宅も人気です。以前は西日は敬遠されていたのですが西から日が入ってくることは夕方遅くまで家の中が明るい雰囲気になります。夏などは暑いのですが今では日差しを押さえるものも多く出てますので問題はないかと思います。
B眺望・風通し 眺望が良い=高台になります。眺望の良さを考えながら家までのアクセスも重要になります。高台で階段があったり、地盤のことも重要です。風通しは家がある町(100件〜200件くらい)の地形と隣地建物の距離によって影響してきます。又建物の建て方にもよって変わってきます。
C交通 実際の駅からの距離などは歩いて体感した方が良いでしょう。通勤・通学の所要時間なども調べた方が良いでしょう。電車・バス等の時間チェック・混雑度など
D環境 環境では住環境、特に学校買物(近くのスーパなど、また自然環境(森・河川など)・教育環境(受験・塾)などもチェックしておいた方が良いでしょう。
E周辺施設 区役所・病院・保育園・公園など家の半径1キロ以内にどういう施設があるのかチェックしておきましょう、交番や消防署なども、また家からのアクセスもチェック!
F築年数 中古住宅の場合などはよく築年数と建物のきれい度が違う場合があります。持ち主の使い方や家族構成などによって変わってきます。良く見ましょう。また増改築してある場合などは容積率がオーバーしていないかもチェック、築年数によっては金融公庫が利用出来ない物件もあります。
G間取り 現在の家族構成で希望する物件の間取りでたりるのか、いやもう少し広い間取りを希望するのか良く考えておきましょう。中古物件は部屋が見れ使い勝手も分かるのですが、新築などでは図面のみの場合もありますので、十分に広さや家事周りの使いやすさも考慮しなければなりません。注文で建築する場合は問題ないのですが建売の場合は間取りがほぼ決まっているケースが多いので建築中は変更が出来ないのですが、建築申請前は間取りの変更が可能の場合もありますのでチェックしておいた方が良いでしょう。
H設備 設備では水回りのチェックが一番重要です。といっても配管の中までは見れないのですが売主によく確認することを忘れないように。また中古住宅では築年数が20年以上ですと配管もかなり傷んできています。他には電気照明・エアコン・喚起設備などもチェックしましょう。
I土地の状況 土地の制限はチェックしておきましょう。今建っている建物から将来建替えた時には同じ大きさのもの(容積率は何%なのか)が建つのか道路状況においてセットバックがあるのかないのかなど。地盤についても硬いのか、やわらかい地盤なのか、地質調査は行われているのか、平坦地か、盛り土なのか切土なのかよくチェックしておきましょう。
J建物の構造 主要部分(基礎・土台・柱・外壁・屋根)は必ずチェックして下さい。基礎はべた基礎(全面コンクリート)になっているのか、いないのか。外壁や屋根の傷み具合、葺き替えや塗装などを行っていたのかなど将来リフォームもお考えの場合は可能なのかどうかも考えておきましょう。
K売主 新築の場合は施工会社はどういう会社なのか(建築はどこの建築会社で行うのか)など過去に欠陥住宅などを建築していないかをチェック。中古住宅の場合は持ち主の売却理由もチェックしておきましょう。(重要です。)
L境界 境界の確認は物件が決まった場合は必ずチェックしておきましょう。(最重要
M瑕疵担保 瑕疵とは売主が知らない隠れた箇所の欠陥です。ここも重要です。物件によっては瑕疵担保責任免除というのがあります。これは売主が知らない箇所(例えば売主が住んでいて気づかないところで雨漏りやシロアリ被害があった場合)は責任がないということです。築年数が古い建物などが多く瑕疵については責任ありませんよ、という契約になります。
契約について @手付金 手付金がいくら必要なのか。通常は完成物件の場合は売買価格の10%以内、未完成物件の場合は5%以内となっています。例えば3,000万円の中古物件ですと、300万円以内になります。売主さんとの相談で手付金の額・割合・中間金があるのか無いのか決めます。一般的には手付金100万円以上(物件価格にもよります。)とされています。
A代金支払い お支払いの時期などの確認、銀行の借入額・方法の確認
B契約書
 重要事項説明書
契約書・重要事項の説明書は事前に確認しておいた方が良いでしょう。特に契約書では条文で分からないところをチェックして質問する項目をまとめてとくと契約時又は事前に質問を聞けます。重要事項の説明は主に物件説明になります。
C契約解除 契約書の条文で手付解除・違約解除・損害賠償のことは良く理解しておいて下さい。
D引渡し時期 引渡し時期の確認もチェック、もし引渡し時期が遅れた場合などの補償や引渡し時期が早くなった場合のことなども確認しておきましょう。
E瑕疵・設備 契約書にも瑕疵担保のことや付帯設備のことも条文で記入されていますので良く確認して下さい。また設備などは引渡し時も再チェックした方が良いでしょう。

チェック項目